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理玄異聞録 第3話「朧紗」|第6章 十二層 ――名が落ちる
理玄異聞録 第3話「朧紗」|第5章 夜番 ――書き足す そうしてさらに五日ほど過ぎて――分館の入口に、古物商の印が押された包みが届いた。 この頃にはもう、ここに…
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理玄異聞録 第3話「朧紗」|第5章 夜番 ――書き足す
第3話も折り返し。第5章には、別色・別調子のOPをもうひとつ。いつだって、本気で遊んでます。 理玄異聞録 第3話「朧紗」|第4章 綾目 ―― 合う 見本を頼んだ…
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理玄異聞録 第3話「朧紗」|第4章 綾目 ―― 合う
朝の光が斜めに入っていた。執務室の戸を引くと、外の空気が一筋入れ替わる。紙と墨の匂いが、部屋の中に薄く満ちていた。 異紀はすでに机に向かっていた肩をわずかに前へ…
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理玄異聞録 第3話「朧紗」|第3章 綿層 ――漏れる
理玄異聞録 第3話「朧紗」|第2章 布目 ――軋む 午後。 理一郎は、午前と同じ手順で指を下ろした。置いて、数えて、二寸ぶん滑らせる。 指先の下で、細かい粒をま…
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理玄異聞録 第3話「朧紗」|第2章 布目 ――軋む
理玄異聞録 第3話「朧紗」|第1章 古渡更紗 ――舞い込む その日。 理一郎は、布の包みを、観測室の作業台の上に置いた。 北向きの高窓から落ちる白い光が、白漆喰…
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理玄異聞録 第3話「朧紗」|第1章 古渡更紗 ――舞い込む
第三話|オープニングテーマ今回は二人のやり取りが少し賑やかなので、OP/EDだけ気まぐれに遊んでいます。 古渡りの更紗に、”触感”があっ…
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理玄異聞録 第2話「理の裂け目」|第4章 観測終息 ――像、立たず
理玄異聞録 第2話「理の裂け目」|第3章 内景素描 ――渡せ 格子と灯と欄干の素描が、帳面の余白に挟まれて落ち着いたあの日から、いくつかのことが変わった。同じ瓶…
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理玄異聞録 第2話「理の裂け目」|第3章 内景素描 ――渡せ
理玄異聞録 第2話「理の裂け目」|第2章 境界 ――理の裂け目 観測を始めてから、七日が過ぎていた。この日もまた、眼球標本の瓶は観測室の台の上、白布の中央に据え…
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理玄異聞録 第2話「理の裂け目」|第2章 境界 ――理の裂け目
その日のうちのことだった。午後三時を少し回った頃、理一郎と異紀は、眼球標本の瓶を観測室へ運んだ。観測室は、執務室よりひんやりとしている。北向きの高窓が、天井近く…
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理玄異聞録 第2話「理の裂け目」|第1章 眼球標本瞳孔部 ――再現
封じられた眼球に、“景色”があった。見た者だけに開く格子と灯。理一郎が“見えてしまったもの”を記録へ渡すまでの、もう一つの記録。 第二話|オープニングテーマ理一…
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理玄異聞録 第1話「封じられた標本」|第4章 観測記録第一号 ――並び立ちて記す(後編)
理玄異聞録 第1話「封じられた標本」|第3章 観測記録第一号 ――並び立ちて記す(前編) 翌朝、執務室の戸を開けると、外の明るさがそのまま室内へ流れ込んできた。…
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理玄異聞録 第1話「封じられた標本」|第3章 観測記録第一号 ――並び立ちて記す(前編)
理玄異聞録 第1話「封じられた標本」|第2章 人体系標本 ――脈動あり 観測室は、分室の北側に設えられていた。天井近く、壁一面に渡された高窓から、やわらかな光が…