理玄異聞録
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理玄異聞録 第5話「胡聲」|第5章 空席 ――息、掴む
理玄異聞録 第5話「胡聲」|第4章 奏者声音 ――喉、寄る 七月七日。 「返りは残す。中で取る」 理一郎が言うと、異紀は短く頷いた。 弓が入る。女声は立った。…
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理玄異聞録 第5話「胡聲」|第4章 奏者声音 ――喉、寄る
理玄異聞録 第5話「胡聲」|第3章 女声成立 ――別層、立つ 七月五日。 理一郎は前日の控えをひらいた。終わりの方に置いた行を見る。 『長保。返り。微動。』『女…
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理玄異聞録 第5話「胡聲」|第3章 女声成立 ――別層、立つ
理玄異聞録 第5話「胡聲」|第2章 分館昼景 ――声、預かる 七月四日。 観測室は、朝からひどく静かだった。 卓の中央には、白布を敷いた上に二胡が置かれていた。…
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理玄異聞録 第5話「胡聲」|第2章 分館昼景 ――声、預かる
理玄異聞録 第5話「胡聲」|第1章 澄国二胡 ――女、鳴る 梅雨は明けきらんくせに、空は先に夏の色をしていた。 分館の障子を通る光は白い。畳の目へ細く落ち、風と…
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理玄異聞録 第5話「胡聲」|第1章 澄国二胡 ――女、鳴る
初めての方へ 『理玄異聞録』は、測る者と写す者が、怪異を静かに記録していく近代幻想です。志岐理一郎は、形を測る標本医。久遠異紀は、声を写す書記官。第五話「胡聲」…
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GPT-5.5で、理一郎と異紀はちゃんと話すのか――理玄異聞録の二人で、掛け合いを試奏してみた
2026年4月25日|Chat GPT 5.5 が実装される ChatGPT 5.5 がやってきたので、理玄異聞録の二人と少し話してみました。 今のところ、大き…
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GPT image2で、『理玄異聞録』の作品紹介ビジュアルを作ってみた
ここしばらく、『理玄異聞録』の設定まわりを少しずつ整えていました。 世界観の言葉。観記掛という部署のこと。理一郎と異紀が、それぞれ何を担っていて、どう並んでいる…
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理玄異聞録 第四話「残雫」
雨が、細く続いていた。傘は一本しかなかった。先に動いた手に、理由が追いついてくる。——言い切らないまま、渡されるものがある。 分館の中は静かだった。二人ともほと…
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理玄異聞録 第3話「朧紗」|第7章 絹紐 ―― 結び直す
理玄異聞録 第3話「朧紗」|第6章 十二層 ――名が落ちる 戸の向こうで足音が止まった。板戸を叩く音が、控えめに二つ。 「観記掛さん、おいでやろか」 理一郎は筆…
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理玄異聞録 第3話「朧紗」|第6章 十二層 ――名が落ちる
理玄異聞録 第3話「朧紗」|第5章 夜番 ――書き足す そうしてさらに五日ほど過ぎて――分館の入口に、古物商の印が押された包みが届いた。 この頃にはもう、ここに…
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理玄異聞録 第3話「朧紗」|第5章 夜番 ――書き足す
第3話も折り返し。第5章には、別色・別調子のOPをもうひとつ。いつだって、本気で遊んでます。 理玄異聞録 第3話「朧紗」|第4章 綾目 ―― 合う 見本を頼んだ…
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理玄異聞録 第3話「朧紗」|第4章 綾目 ―― 合う
朝の光が斜めに入っていた。執務室の戸を引くと、外の空気が一筋入れ替わる。紙と墨の匂いが、部屋の中に薄く満ちていた。 異紀はすでに机に向かっていた肩をわずかに前へ…