次回予告 第二話「理の裂け目」

舞台は近代幻想。
蒸気機関や解剖学といった「理(ことわり)」が芽吹きながら、
なお「異(ことわざ)」の囁きが影に潜む時代。

標本医・志岐理一郎――
因習を背負う家に生まれ、
役目を課されながらも、
冷静なまなざしで未知を“形”として測ろうとする者。

書記官・久遠異紀――
幼き日より“器”として制度に囚われ、
身をすり減らしてきた過去を持ちながら、
それでも自らの意思で「声を記す」道を選んだ者。

一方が形を測り、
一方が声を写すとき、
記録は初めて完成する。

記されなければ、すべては“なかったこと”。
その境界に、二人は淡々と、
ときに緊迫のうちに立ち向かっていく。

幕末余燼録が「火」の物語だとすれば、
理玄異聞録は「水」の物語。

形と声が重なり合うとき、
まだ言葉にならぬ真実が、
静かに浮かび上がる。


本動画は、架空のアニメ放送を想定したイメージ予告です。
実際の放送はありませんが、作品世界を想像して楽しんでいただければ幸いです。