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第1話「封じられた標本」 断片
鼓動ではない。規則性もない。 ただ、乾いたものが、一度だけ内側から押されたような震えだった。
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序章 断片
記されねば、存在しなかったことになる。故に選ばれた二人。 医学者・志岐理一郎。元神官の書記官・久遠異紀。 近代・京洛、理と異のあわいで、測れないものを、どう記録…
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朧紋071式 断片より
並び立っていたふたつのまなざしいまは同じ深みへ還り 理と異のあわいからただひとつ息づいている 近代・京洛、理と異の観測録『理玄異聞録』。
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第1話 エンディングテーマ『朧紋』030式
『朧紋』 夢と現の 狭間で名もないゆらぎが まじりあう 偽りと真の 境をたどり記憶と忘却の 綾に滲む 刹那と永遠の 糸をそっと なぞるように 並び立っていた ふ…
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第1話 オープニングテーマ『如水』045式
『如水』 薄明かりに水の香りが 息をなぞる指先ひとつ 触れただけで輪郭が かすかに揺らぐ 数多の 線を追いこぼれた余韻を すくいとる声になる前の 震えごと紙の白…
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理と異のはじまり
理玄異聞録|理と異のはじまり 理は形を測る。異は声を写す。ここに、並び立ちて記す。 近代・京洛、理と異の観測録『理玄異聞録』。
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次回予告 第二話「理の裂け目」
舞台は近代幻想。蒸気機関や解剖学といった「理(ことわり)」が芽吹きながら、なお「異(ことわざ)」の囁きが影に潜む時代。 標本医・志岐理一郎――因習を背負う家に生…
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第一話 放送予告篇
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放送予告篇
理玄異聞録(りげんいぶんろく) 舞台は近代幻想。蒸気機関や解剖学といった「理(ことわり)」が芽吹きながら、なお「異(ことわざ)」の囁きが影に潜む時代。 標本医・…
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理玄異聞録 第5話「胡聲」|第8章 観測終息 ――聲、残る
理玄異聞録 第5話「胡聲」|第7章 奏者乙 ――弦、遠し さらに数日後。昼の光が、観測室の床へ浅く伸びていた。窓は半ば開けてある。湿りを含んだ風に、白布の端が浮…
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理玄異聞録 第5話「胡聲」|第7章 奏者乙 ――弦、遠し
理玄異聞録 第5話「胡聲」|第6章 白鞘 ――糸、ほどく 翌朝、異紀の顔色は、昨日よりも幾分戻っていた。 それでも理一郎は、席へ着く前に帰れと言った。異紀は二度…
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理玄異聞録 第5話「胡聲」|第6章 白鞘 ――糸、ほどく
理玄異聞録 第5話「胡聲」|第5章 空席 ――息、掴む 午前の控えは、机の端に揃っていた。 異紀が帳面へ通す前の、理一郎の走り書きだった。紙を手前へ…