2026年9月27日 《理玄異聞録 第8話「木鷽」|第5章 弁当 ――包み、二つ》を投稿しました 理玄異聞録 第8話「木鷽」|第5章 弁当 ――包み、二つ 理一郎は席を立った。「湯を取ってくる」 卓上の湯呑みを取り、異紀の脇の一つも盆へ載せる。土瓶も添え、部屋を出た。 鉄竈の前まで来ると、聞こえるのは湯の鳴る音… kotodutefolio.com
理玄異聞録 第8話「木鷽」|第5章 弁当 ――包み、二つ 理一郎は席を立った。「湯を取ってくる」 卓上の湯呑みを取り、異紀の脇の一つも盆へ載せる。土瓶も添え、部屋を出た。 鉄竈の前まで来ると、聞こえるのは湯の鳴る音… kotodutefolio.com
2026年9月27日 《理玄異聞録 第8話「木鷽」|第4章 将棋 ――手、動く》を投稿しました 理玄異聞録 第8話「木鷽」|第4章 将棋 ――手、動く 朝の陽は、すでに分館へ続く石敷きまで差していた。 玄関まであと数歩というところで、植え込みの下から三毛が出てきた。 理一郎は足を止めた。 「……三福」 三福は… kotodutefolio.com
理玄異聞録 第8話「木鷽」|第4章 将棋 ――手、動く 朝の陽は、すでに分館へ続く石敷きまで差していた。 玄関まであと数歩というところで、植え込みの下から三毛が出てきた。 理一郎は足を止めた。 「……三福」 三福は… kotodutefolio.com
2026年9月27日 《理玄異聞録 第8話「木鷽」|第3章 発語 ――抑え、緩む》を投稿しました 理玄異聞録 第8話「木鷽」|第3章 発語 ――抑え、緩む 理一郎の言葉を書き留めようと、異紀が帳面へ戻りかけた、そのときだった。 異紀の袖が観測台の縁をかすめきらぬうちに、背後から低い声が落ちた。 「離れるな」 帳… kotodutefolio.com
理玄異聞録 第8話「木鷽」|第3章 発語 ――抑え、緩む 理一郎の言葉を書き留めようと、異紀が帳面へ戻りかけた、そのときだった。 異紀の袖が観測台の縁をかすめきらぬうちに、背後から低い声が落ちた。 「離れるな」 帳… kotodutefolio.com
2026年9月27日 《理玄異聞録 第8話「木鷽」|第2章 嘴 ――実物、残る》を投稿しました 理玄異聞録 第8話「木鷽」|第2章 嘴 ――実物、残る 午後になると、理一郎の机は、開いた医書で埋まっていた。 流行病の症例集、精神の変調を扱った本、黴や菌類による中毒を記した訳書。 午前の回付書にあった「平素なき… kotodutefolio.com
理玄異聞録 第8話「木鷽」|第2章 嘴 ――実物、残る 午後になると、理一郎の机は、開いた医書で埋まっていた。 流行病の症例集、精神の変調を扱った本、黴や菌類による中毒を記した訳書。 午前の回付書にあった「平素なき… kotodutefolio.com
2026年9月27日 《理玄異聞録 第8話「木鷽」|第1章 回付書 ——件、届く》を投稿しました 理玄異聞録 第8話「木鷽」|第1章 回付書 ——件、届く 窓際で、頁が一枚返った。続いて、綴じ本の背が机にこつりと触れた。 昨日まではなかった音だった。 理一郎は帳面の欄を端まで埋めてから、顔を上げた。 久遠異紀は… kotodutefolio.com
理玄異聞録 第8話「木鷽」|第1章 回付書 ——件、届く 窓際で、頁が一枚返った。続いて、綴じ本の背が机にこつりと触れた。 昨日まではなかった音だった。 理一郎は帳面の欄を端まで埋めてから、顔を上げた。 久遠異紀は… kotodutefolio.com