※ こちらはThreadsの投稿をまとめて取り込んだ記録です。もともとリプライだったものも一件ずつ並んでいるため、前後がぶつ切りになっていることがあります。ご了承ください。

異紀「理一郎。今夜は、十分ごとやね」

理一郎「……ああ。ずれんように頼む」

異紀「ほいたら、朝まで書き足すだけや」

理一郎「……そう簡単には済まん」

理玄異聞録

第3話 朧紗

第5章《夜番 ―― 書き足す》を投稿しました。

見本を頼んだあとも、観測は続きます。

この布が何か、ではなく。

どんな手触りが、どの順で巡るのか。

その並びを、少しずつ帳面に落としていく章です。

夜の観測室で、十分ごとに触れて、待って、また触れる。

静かなまま、朝へ寄っていきます。