※ こちらはThreadsの投稿をまとめて取り込んだ記録です。もともとリプライだったものも一件ずつ並んでいるため、前後がぶつ切りになっていることがあります。ご了承ください。
物語の舞台は、啓治27年の京洛――
明治27年の京都あたりを参考にしています。
その頃のコーヒー文化について、理一郎と異紀と話していました。
結論としては、
〈京洛でもコーヒーは飲める。
ただし、“どこにでもある”ものではなく、
洋風の店や舶来趣味の人が集まる、少し特別な場〉
理一郎が静かに言う。
「……可否茶館が江都(江戸)で啓治二十一年。
ならば京洛の遅れは大きくない。
旅館や舶来品の店で提供されても不思議ではない」
異紀が軽く笑って続ける。
「京洛は伝統の町やけど、新しい文化には敏いがよ。
文士や学者が集まる場なら、コーヒーくらい出るろうねぇ」
